今、地域のかかりつけ医に求められているのは、各々の専門性をさらに高めるのは
言うまでも無く、住民・観光客・介護施設・学校保育所・事業所等からの様々な医療要求に地域にあるすべての医療機関の総合診療能力で応えていくことです。同時に、保健医療の専門家としてこれからの医療の方向性を探り、次代を見据えたシステムの提案と構築をしていくことと考えます。 笛吹市医師会は一市一消防本部一医師会であり対象となる地域(201.92km2)も住民(69,861人)も明確です。住民のかかりつけ医として日常診療や保健予防活動を実践します。地域包括ケアシステムにおける医療サイドの役割である在宅医療提供や緊急対応、認知症診療、健康診査、健康スポーツ指導への更なる貢献をします。学校保健に必要な校医、事業所のかかりつけ医ともいうべき嘱託産業医、介護保険認定審査医も重要な役割です。救急医療体制についてはいずれの医療機関も一次や二次の救急医療に安心して参加できるように、市外の二次三次医療機関との連携を深める等の、システムの充実を計ります。 妊婦・新生児から老人まで笛吹市で安心して住み続けられるように、医師会は活動していきます。市民・会員の皆様、よろしくおねがいします。

2018年4月 笛吹市医師会 |
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